2024/12/16
以下をアップしました。
ここに、
「必要ない」と感じるタイミングでOK
というのがありますが、
最近の加湿器には湿度センサーと自動運転機能が付いているものが多いので、部屋の湿度が十分に保たれている状態なら動作を止めたり、最低限の加湿でキープしてくれたりします。ですから、「必要なければ止まる」という意味では、ずっと電源を入れたままにしておいても問題ないと言えます。
ただし、以下の点には気をつけたいところです。
カビ・雑菌の繁殖
タンク内の水の交換や本体の定期的な清掃を怠ると、カビや雑菌が繁殖する原因になります。自動運転機能があるからといって放置せず、定期的に水を入れ替え、本体を掃除することが大切です。
消費電力
最近の加湿器は省エネ設計が進んでいるとはいえ、年間を通して稼働させるとなると電気代がかさむ場合があります。自動運転の場合も、稼働している時間が長くなればそれだけ電力を消費します。電気代と快適さのバランスを見ながら使うのがベターです。
過度な加湿
センサーの精度によっては、外気温や部屋の状況によって狙った湿度より高くなりすぎることがあるかもしれません。特に梅雨時期や夏場は、もともと湿度が高いので加湿が必要なくなることが多いです。加湿のしすぎはカビ発生やダニの繁殖につながる恐れがあるため、目視や湿度計を活用してチェックしましょう。
夏場の使い道
夏場もエアコンの冷房で部屋が乾燥する場合がありますが、日本の気候では梅雨~盛夏にかけて高温多湿になるので、加湿器の必要性を感じる方は少ないでしょう。逆に冷房を長時間使う地域やオフィスでの利用など、乾燥しやすい環境では夏でも役立つケースがあります。とはいえ一般的には、夏は加湿器をあまり使わない場合が多いと思われます。
ですので、自動運転機能に任せておけば「必要ない時は止まる→必要な時だけ運転してくれる」というメリットがあります。環境によっては特に問題なく、一年を通して通電しておいてもいいでしょう。とはいえ、先述のように手入れや電気代、過度な加湿には注意が必要です。
まとめると、
「使いたい時だけ使う」「自動機能に任せておき、夏場はほぼ稼働しない」という形でも十分ですし、常時通電しておいて必要に応じて動かす方法でもOKです。
どちらを選ぶにしても、定期的なメンテナンスと湿度チェックを心がければ快適に使い続けられますよ。